緊張性頭痛、日本人の4人に一人が悩んでいる
姿勢骨格矯正
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頭痛
緊張性頭痛って?
肩や首の筋肉が硬くなることによって脳へ栄養を運ぶ血管が圧迫される、また筋肉疲労により溜まった乳酸が神経を刺激するために引き起こされる頭痛です。
緊張が原因のため、緊張性頭痛と呼ばれています。
緊張性頭痛の原因
姿勢の悪さやデスクワークのし過ぎなどで、肩から首、背中にかけての筋肉の凝り、硬くなるのが直接の原因です。
肩や首そのものに痛みや重さなどの自覚症状がなく手も、筋肉が硬くなっている場合、頭痛として現れることもあります。
また、片頭痛持ちの人は緊張性頭痛も併発することも多くあります。
これは片頭痛の痛みを我慢した時に首や肩に力が入ったり、片頭痛によって敏感になっている脳の神経が乳酸に反応しやすくなるためです。
片頭痛の原因は血管拡張。
緊張性頭痛の原因は血管の収縮。
と原因が真逆であるため、対策の取り方も時と場合に合わせて真逆の物を取り入れていくことになります。
緊張性頭痛対策
①姿勢編
・同じ姿勢を続ける時はタイマーを・・タイマーをセットして、1時間ごとに伸びをしましょう。
肩を前後に大きくまわしたり、簡単なストレッチで筋肉が固まらないようにする。
・深呼吸でリラックス・・大きな深呼吸を3回。
息を吐くときに背中から肩、首、頭に居座っている凝りを一緒に吐き出し、息を吸う時にやわらかなピンクの光が凝りのあった場所を満たすイメージをしながら行うと、筋肉の緊張はもちろん、気持ちまでスッキリします。
②温め編
・お風呂は湯船につかる・・お風呂のシャワーで済ませている方は、是非バスタブにゆっくり浸かってください。
炭酸成分の入った入浴剤や天然塩などを入れ、肩までしっかり浸かりましょう。
のんびり出来るなら、うなじから耳の下、首筋、鎖骨、肩までをやさしくプッシュして、血液とリンパの流れを促進するのもお勧めです。
半身浴は上半身を冷やしてしまいますから、どうしてもするならバスタオルなどを羽織って温かくしてください。
・首や肩を冷やさない・・冬の寒い日だけでなく、会社などの冷房も意外な天敵です。
肩や首を冷やさないよう、カーディガンやストールを携帯して。
③我慢しない編
・緊張性頭痛は筋肉の凝りが原因ですから、頸椎を中心とした姿勢骨格矯正は一時的な凝りや痛みを取るだけで無く、筋肉のこわばり癖や骨格のゆがみを元に戻し、”二度と頭痛が起きない身体”を作ります。
・痛み止めの、ほどほどに・・頭痛薬のほとんどは、血流を悪くすることによって痛みが出ないようにするものですから、緊張性頭痛に逆効果。
どうしても我慢できない時だけにしておきましょう。
④ストレッチ編・・首と肩を軽く、ぐるぐる
・頭の後ろで両手を組み、手の重みで首を前に倒し、頭の重みで首を前に倒し、深呼吸2回。
・左斜め前へゆっくりと倒し、深呼吸2回。右斜め前も同様に。
・手を離し、頭の重みを感じながらゆっくりと左、後ろ、逆回りも同様に。
・肩を後ろへ3回、前へ3回、ぐるぐる回す。
緊張性頭痛に良い食事
緊張性の頭痛の元になっているのは、筋肉の凝り・疲労です。
これを素早く回復するためのエネルギーを作ってくれるのが「ビタミンB1」。
更にそれを活性化させる「クエン酸」疲労回復をッ劇的な効果がある。
「ニンニク」「山芋」なども効果的です。
ビタミンB1を含む食品
豚肉、ハム、たらこ、いくら、青のり、鶏レバー、うなぎ
クエン酸を含む食品
梅、グレープフルーツなどの柑橘類、メロン、桃、キウイフルーツ、お酢
疲労回復に効果がある食品
ニンニク、山芋、納豆
簡単♪山芋の梅和え
材料:山芋・・・5cm
梅干し(大)・・・2個
薄口しょうゆ・・・小さじ1
酢、砂糖・・・小さじ1/2
①山芋は細目に短冊切りにし、梅干しは種を取って叩いておく。
②叩いた梅と薄口しょうゆ、酢、砂糖を混ぜ合わせる
③山芋と②を絡め、カツオ節を散らして出来上がり。
早期改善には!!
それは、アトラス(頚椎の1番と2番)を正しい位置に戻すことが、頭痛改善の最適な施術方法です。
人間は脳からの指令を全て神経で各部分に伝達しています。
さらに身体が本来持っている機能を取り戻すため、電気刺激が脳幹に作用します。
身体の正常な機能に関する情報は、脳から脊髄を通して各細胞、組織、器官に送られていますが、脊髄を保護している椎骨が正常な位置より変位して神経を圧迫した場合、脳からの神経エネルギーの伝達は妨害されてしまいます。
その結果、人間に本来備わっている自然治癒力は弱められ、身体は健康な状態を十分に表現できなくなってしまいます。