顎関節症に
心当たりはありませんか?
口の開きにくさに悩んでいる方は、もしかすると顎関節症になっているのかもしれません。
口を大きく開いたときに、上下の歯の間に指3本が入るスペースは空いていますか。
もし、指3本が入らない場合は、顎関節症の可能性があります。
顎関節症の原因はさまざまで、頚椎のゆがみ、日常生活の悪いくせ、顎関節の弱さなどが複合的に作用していることもあります。
ひどい顎関節症になると食事の際に不便が生じるため、重症化する前に対処することが大切です。
まずは、顎関節症をもたらしている可能性のある歯の食いしばりや歯ぎしりといったくせの改善を目指しましょう。
こちらでは、顎関節症の原因や症状、対処法・予防法について詳しくご紹介します。
目次
こんなお悩みはありませんか?
- 顎を動かすと不快な音が鳴る
- 口が大きく開かない
- 原因不明の頭痛に悩まされている
- 口を開こうとすると引っかかりを感じる
- マッサージに行っても肩こりが改善されない
- 噛み合わせが悪い
顎関節症を解消しましょう
顎関節症の状態と原因
顎関節症の状態と原因についてご紹介します。
【顎関節症の状態】
顎関節症は、顎関節の痛みや口の開きにくさなどといった顎関節でみられる症状のことです。
顎関節は耳の穴の前方にあり、下顎頭、下顎窩(がかくか)、関節円板から構成されています。
関節円板は、骨同士がこすれあわないようにクッションのように機能している組織です。
原因はさまざまですが、関節円板がずれたり変形したりすることが顎関節症の一因だと考えられています。
【顎関節症の原因】
顎関節症は、次のような原因によって引き起こされることがあります。
●頚椎のゆがみ
頭蓋骨は、首の頚椎という脊柱の上に乗っています。
しかし、第1頚椎や第2頚椎がゆがんでしまうと、頭蓋骨が正しい位置からずれてしまうことがあります。
その状態が毎日続くことで、顎関節まわりの筋肉が正しく機能せず、顎関節症につながります。
近年では、スマホや携帯、パソコンなどを長時間操作することによって、首が前に突き出したような姿勢をとり、頚椎がゆがんでしまうことがあります。
●噛み合わせの悪さ
噛み合わせが悪いと、顎の位置がずれるため、常に顎関節に負担がかかる傾向にあります。
そのため、ダメージが徐々に蓄積され、顎関節症を発症しやすくなるといわれています。
本来の噛み合わせの良し悪しだけでなく、入れ歯や被せものが合っておらず、顎関節症になるケースもあります。
●顎関節の弱さ
顎関節の強さは人それぞれ異なります。
顎関節そのものや顎関節を動かす筋肉が構造的に弱いと、顎関節症を発症するリスクがあります。
●日常生活における悪い習慣やくせ
日常生活における何気ない習慣やくせが顎関節に負担をかけることがあります。
たとえば、歯ぎしりや食いしばりです。
顎関節に強い力が加わるため、関節円板がずれたり変形したりしやすくなるといわれています。
そのほかにも、唇や頬の内側を噛むくせ、片側の歯ばかりで噛むくせ、うつぶせ寝、猫背なども顎関節に悪い影響を与える場合があります。
顎関節症の症状
顎関節症になると、次のような症状・副症状をともなう場合があります。
●顎関節に痛みを感じる
顎関節症になると、クッションの役割を果たすはずの関節円板が機能しにくくなるため、顎関節を動かしたときに痛みをともなうことがあります。
●口を開くときに不快な音が鳴る
顎関節症になると、口を開くときに耳の付け根あたりで「カクッ」「ゴリッ」と不快な音が生じることがあります。
この症状は、関節円板が変形しているため、下顎を動かしたときに関節円板に引っかかることで生じると考えられています。
●口を開きにくくなる
口を開きにくくなることも顎関節症の症状のひとつです。
関節円板の変形が強まると、下顎が関節円板に引っかかって動けなくなり、口を開きにくくなることもあります。
口を開いたときに指が3本入らない場合は、顎関節になんらかの異常がある可能性があります。
さらに症状が進行すると、食事の際に不便が生じるといわれています。
●噛み合わせが悪くなる
顎関節症の痛みを心配するあまり、痛くないほうの顎ばかりでものを噛んでいると、噛み合わせが悪くなり、さらに顎関節症がひどくなることもあります。
●頭痛を覚える
顎関節の副症状として、頭痛が現れることもあります。
顎の位置のずれは、顎の筋肉だけでなく、周囲の筋肉の負担にもなるためです。
顎関節症になると、顎を後方へ引っ張る側頭筋が緊張し、緊張型頭痛を発症するケースもあります。
●肩こりを感じる
顎関節症によって顎の筋肉が緊張すると、その近くにある首や肩の筋肉にも緊張が伝わり、肩こりや首こりを感じやすくなるといわれています。
また、顎関節症の痛みのせいで身体に力が入り、それによって肩こりを引き起こす場合もあります。
●疲れ目になる
顎の筋肉と目の筋肉は近い位置にあります。
そのため、顎関節症によって顎の筋肉に力が入ると、目の筋肉にも異常が生じ、眼疲労を感じやすくなるといわれています。
顎関節症の対処法・予防法
顎関節症の対処法
顎関節症には次のように対処しましょう。
●原因となるくせや行動を改善する
顎関節症は、頬杖や内頬を噛むくせなどが症状を悪化させている可能性があります。
くせをなおすためには、意識を変えることが大切です。
強い意志を持ち、少しずつ解消していきましょう。
頬杖は、椅子に座っているときに退屈だったり時間を持て余したりしていると、ついてしまう傾向にあります。
頬杖をつきたくなったら椅子から立ち上がってみたり、両手をつかう作業をしてみたりして、頬杖をつけない環境を意図的につくりだしてみましょう。
一方、内頬を噛んでしまう原因としてはストレスが考えられます。
日頃からこまめにストレスを発散させることを心がけましょう。
頬に脂肪がつきすぎている場合は、運動することがおすすめです。
●硬い食品を長時間噛みつづけない
硬い食品を長時間噛みつづけていると、顎関節を何度も動かさなければならず、負担が蓄積されやすくなるといわれています。
調理方法を変えたり、食べやすいサイズにカットしたりして長時間噛みつづけなくてよいように工夫しましょう。
●姿勢を正す
普段の姿勢が悪いと、首がゆがみ、さらに顎関節症の症状がひどくなる可能性があります。
日頃から正しい姿勢をキープすることを心がけましょう。
正しい姿勢とは、横から身体をみたときに首から腰にかけて緩やかなS字カーブが描かれている状態のことです。
姿勢を正すためには、天井から糸で吊り上げられているようなイメージで背筋を伸ばしましょう。
さらに、胸を開いて下腹部に力を加えると、腹筋や背筋の働きによって正しい姿勢を保ちやすくなるといわれています。
●歯の食いしばりを減らす
歯を食いしばるくせがあると、顎関節の負担につながります。
歯の食いしばりは、スポーツや仕事などで集中しているときに起こりやすいです。
そのようなときは、意識して上下の歯を離してみましょう。
むずかしい場合は、スポーツ用のマウスピースを活用すると、歯や顎にかかるストレスの軽減につながります。
それでも食いしばってしまう場合は、整骨院にて筋肉の緩みを取りのぞく施術を受けましょう。
顎関節症の予防法
顎関節症の予防法は、次の通りです。
●歯ぎしりをやめる
歯ぎしりは、顎関節に大きな負担をかけるといわれています。
寝ている間に無意識のうちに行っている場合も多く、意志だけでのコントロールは困難とされています。
夜間の歯ぎしりを家族から指摘される方は、睡眠中につかうマウスピースを活用すると、上下の歯が擦れ合うことを防げます。
また、歯ぎしりの原因のひとつとして、精神的なストレスも考えられます。
根本から解決したい場合は、運動や趣味に打ちこむ時間を設け、ストレスを緩和させることが大切です。
●噛み方のくせを改善する
片側ばかりで噛むくせがあると、顎関節のゆがみが強まり、顎関節症につながります。
食事では、両側をつかって噛むことを意識してみましょう。
むずかしい場合は、あまりつかわないほうの顎関節でガムを噛み、少しずつ慣れていくことがおすすめです。
●うつぶせ寝を改善する
うつぶせ寝をすると、鼻や口をふさがないようにするために首を左右どちらかに曲げる傾向があります。
このとき、下にした片方の顎関節に頭の重みが加わることで顎関節がゆがみ、顎関節症を発症する場合があります。
そのため、顎関節への負担を軽減するには、うつぶせ寝を改善しましょう。
うつぶせ寝は、枕の高さが合っていないことが原因のひとつとして考えられます。
枕が高すぎると首が前に曲がって後ろの筋肉が引き伸ばされてしまい、つらく感じられるためです。
心あたりのある方は、首の自然なカーブに沿う高さの枕にして、仰向けで寝るようにしましょう。
枕が気になる方は一度当院の整体枕を試し寝、出来ますのでご相談ください。
https://yayoido-seikotsuin.com/column/insomnia-worries.html
●猫背をなおす
猫背の姿勢は首をゆがめ、顎関節に負担をかける場合があります。
とくに、デスクワークをしている方や長時間机に向かって作業している方は、気づかぬうちに猫背になっていることが多い傾向にあります。
椅子には深く腰かけ、顎を引き、背筋を伸ばすことを意識しましょう。
このとき、肘は肘置きに置き、膝関節は股関節と並行になるように調節します。
やよい堂整骨院の
「顎関節症(食いしばり・噛み合わせ)」
アプローチ法
顎関節症には、歯科院や整形外科院の施術より当院の姿勢骨格矯正施術が適していると考えています。
長年施術を行い、痛みを感じている方は身体が硬い方で同時に身体もゆがんでいるということがわかりました。
当院はまず一瞬で全身の緊張を緩めることを目指します。
それを可能にするために、 第1頸椎・第2頸椎にYDコンダクターで施術を行います。
また、胸椎、腰椎、患部にはJSリムーバーを使用し、顎関節症の改善を目指します。
顎関節症(食いしばり・噛み合わせ)が改善されたお客様の声
著者 Writer
- 小栗 宏治
- 資 格:柔道整復師、はり師・きゅう師、細胞矯正士、
ダイエットアドバイザー、YD骨格矯正、疲労回復整体、
Foxpitパーソナルトレーナー
血液型:B型
出 身:青森県上北郡
星 座:水瓶座
趣 味:ゴルフ
患者様へひとこと:
丁寧な施術を心がけます!
何かお悩みの症状があれば、ぜひ一度当院にご相談ください。
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COLUMN
施術案内
MEDICAL
姿勢骨格矯正
身体の軸の歪みと自己免疫を改善させる根本療法です。
第1頸椎・第2頸椎を矯正することで筋肉を緩めて神経に働きかけ、ピンポイントで施術することで痛みを取り除き、身体のバランスを整えます。
鍼灸
白血球を増やすことで生体防御機能が高まり、身体全体の免疫機能を活性化させる働きをすると考えられています。
また首・肩・背中のしつこい凝りをほぐすのに適しています。
特にお灸は虚弱体質の方に向いています。
産後骨盤矯正
産後はゆがんだままの骨盤(仙腸関節)がグラついて安定感がなくなり痛みを伴ったり、出産後に体重が増加してしまうことがあります。
産後の不調を防ぐためには、骨盤まわりの緩んだ靭帯や筋肉に働きかける産後骨盤矯正がおすすめです。
美容鍼
美容鍼は本数や電気鍼ではなく限られたポイントに施術する事が重要です。
美容に関して1回で最大の目的を手に入れたいならば、姿勢骨格矯正プラス美容鍼をオススメします。
また頭皮針もする事でリラックスできます。
特別施術
(トータル
メンテナンス)
当院では身体の症状を強く感じているが、仕事が忙しくなかなか通院が出来ない方も多いかと思います。
忙しい方には、痛みや疲労回復までご希望にお応えが可能な特別施術(トータルメンテナンス)がおすすめです。
ダイエット
(体質・生活
習慣改善)
当院では生活改善・質的栄養バランスを整える事で、健康的な身体を手に入れるお手伝いをしてます。
ダイエットカウンセラーが患者さまにあわせたプログラムを考案し、生活習慣の改善を目指していくダイエット(体質・生活習慣改善)メニューがおすすめです。
パーソナル
トレーニング
(姿勢・
運動指導)
筋肉を鍛えると、姿勢が改善したり、バランス感覚が安定するメリットがあります。
健康維持のために鍛えたい中高年の方はもちろん、スポーツに励む中高生・社会人の方にもコンディショニングの一環としてパーソナルトレーニング
(姿勢・運動指導)メニューがおすすめです。
交通事故施術
交通事故というのは日常のケガとは異なり、思ったより重症になっていることもあります。
特にむち打ち症は確かな施術をしておかないと、後々に後遺症が出る事が多いです。
交通事故施術に特化した当院に来院ください。
自律神経調整
ストレスやホルモンバランスの乱れによって自律神経が乱れると全身のさまざまな器官に悪影響を及ぼします。
私たちの意思ではコントロールできない自律神経の働きを整えるには、自律神経調整メニューがおすすめです。
保険施術
整骨院でも、公的医療保険や自賠責保険、労災保険といった各種保険が使用できる場合があります。
患者さまの症状やケガをしたときの状況により変わってくるため、まずは対象となるかどうか当院へご相談ください。
往療施術
当院では、個人・法人様向けの出張施術も行っております。
お仕事が忙しい方やお身体が不自由で当院への通院が困難な方に対して、施術者が患者様の自宅や職場、施設に伺い、施術(整体・はり)を行います。
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