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膝の痛み

膝の痛みは
年齢だけが原因ではありません

膝が痛い様子

毎日動かす膝関節は、気づかぬうちにダメージが積み重なっていることも多いです。
長年膝に負担がかかっていると、ひょんなことから膝を痛めてしまうリスクがあります。

膝は歩くために欠かせない器官であるため、膝に痛みが出ると日常生活のさまざまな面で不便が生じます。
原因は足のゆがみ運動不足病気ケガなどが考えられます。

中高年の方はもちろん、若年の方も膝の痛みに苦しんでいるのではないでしょうか。
ひとたび膝を痛めてしまうと、一生膝の痛みと付き合うことになる場合もあるため、膝に違和感を覚えたら早めの対処を心がけましょう。

こちらでは、膝の痛みの原因や症状、対処法・予防法などについて詳しくご紹介します。

目次

こんなお悩みはありませんか?

  • 階段の上り下りが怖い
  • 夜中に目が覚める
  • 突然足が動かなくなることがある
  • 膝が痛くてスポーツで本気を出せない
  • 膝にズキズキとした痛みが走る
  • 膝に水が溜まりやすい

膝へのダメージが
蓄積されているかもしれません

膝関節の構造と痛みの原因

膝の靭帯のイメージ写真

膝関節の構造や痛みの原因についてみてみましょう。

【膝関節の構造】

膝関節は、大腿骨脛骨膝蓋骨から構成されています。
脛骨の上に大腿骨が乗り、その前面に膝蓋骨があるような形です。

膝関節の構造は、蝶番(ちょうつがい)関節に分類され、大腿骨と脛骨の間で曲げ伸ばしが可能とされています。

この膝関節は、十字靱帯内外の側副靱帯膝蓋靱帯といった強靭な組織によって支えられています。
また、大腿骨と脛骨の間にある半月板が衝撃を吸収して膝へのダメージを和らげています。

 

【膝の痛みの原因】

膝の痛みの原因には、次のようなことが考えられます。

●足のゆがみ

つま先を外に向けて歩いていたりすると、膝がゆがみ、内側に痛みが出ることがあります。

 

●運動不足

運動不足によって下半身の筋力が衰えることで膝関節に負担をかけ、痛みを感じることがあります。

 

●体重の増加

急に体重が増加すると、その重みを膝で支えきれず、痛みを感じることがあります。

 

【膝に痛みをもらたす病気・ケガ】

膝に痛みをもたらす病気やケガには、次のようなものが挙げられます。

●変形性膝関節症

変形性膝関節症は、膝関節でクッションの役割をしている軟骨が加齢とともにすり減ることによって、痛みが生じる病気です。
すり減った軟骨のかけらが周囲を刺激することで、膝に水が溜まることもあります。

 

●関節リウマチ

関節リウマチは、関節が炎症を起こし、骨や軟骨などが破壊される病気です。
手足の関節で起こりやすく、左右同時に症状が生じやすいといわれています。

 

●半月板損傷

スポーツや事故などで、膝に体重が加わっている状態でひねってしまうと、半月板が傷つき、痛みを感じることがあります。

 

●靱帯損傷

半月板損傷と同様に、膝に強い力が加わると靱帯を損傷することがあります。
外側に強い力が加わったときは内側側副靱帯を、内側に強い力が加わったときは外側側副靱帯を損傷する可能性があります。

膝の痛みの主な症状

膝が痛む様子

膝の痛みの主な症状は、次の通りです。

●階段の上り下りのときに痛くなる

階段を上り下りするときには、平地を歩くときの何倍もの負荷がかかるといわれています。
そのため、膝に異常があるときに、階段の上り下りを繰り返すと、痛みが出る場合があります。

 

●膝の内側や裏側が痛くなる

膝の痛みが生じる箇所は人によってさまざまですが、膝の内側や裏側が痛むことが多いといわれています。

 

●正座やあぐらができない

正座は膝関節を大きく曲げる姿勢です。
膝に痛みがあると、膝関節を深く曲げられず、正座が困難とされています。
また、あぐらも膝関節を深く曲げ続ければならないため、膝に痛みを感じるときはこれらの座り方がむずかしい傾向にあります。

 

●朝から膝がこわばる

関節リウマチによる膝の痛みの場合、起床後にベッドから起きあがろうとしたときに膝のこわばりを感じることがあります。
このような症状がみられる理由は、寝ている間に炎症を引き起こす物質が関節に蓄積されるためだといわれています。

 

●寝返りを打つときに痛くなる

変形性膝関節症による膝の痛みの場合、寝返りを打とうとするだけでもひどい痛みにおそわれ、目が覚めることがあります。

 

●引っかかり感を感じる

半月板をひどく損傷している場合、膝の曲げ伸ばしがむずかしくなったり、曲げようとしたときに引っかかり感を覚えたりすることがあります。
慢性化すると関節炎をともない、水腫血腫が生じやすいといわれています。

 

●走れない

走る動作は、歩くときよりも地面から強い衝撃が膝に加わります
そのため、膝の痛みがあると思いっきり走ることがむずかしいとされています。

 

●膝が安定しない

靱帯を損傷している場合、膝を支える力が弱まっているため、膝が抜けるような感じがして動きが安定しないことがあります。
また、変形性膝関節症の場合も、関節の感覚が狭くなったりすることで靱帯が緩み、膝が突然ガクッとなることがあります。

 

●膝が腫れる

膝の痛みは、炎症反応をともなうことも少なくありません。
膝に熱っぽさを感じることもあります。

膝の痛みの対処法・予防法

膝の痛みの対処法

膝を冷やす様子

膝の痛みには、次のように対処しましょう。

●安静にする

膝に痛みを感じたら、まずは無理に動かさず、安静を保ちましょう。
膝に負担をかけるスポーツや動きは避けることをおすすめします。

しかし、まったく膝を動かしてはいけないということではありません。
膝を長い間動かさないでいると筋力が衰えてしまうため、痛みが強まらない範囲で普段通りの生活を続けましょう

 

●腫れている場合は冷やす

熱感や腫れを感じる場合は、炎症が起きている可能性があります。
そのような場合には、冷やして対処しましょう。
水に濡らしたタオル氷のうなどを活用します。
1回15分程度、痛みの感覚がなくなるまで冷やしましょう

 

●慢性的な痛みは温める

熱感や腫れがなく、慢性的に痛みが続いているようであれば、温めましょう。
蒸しタオル使い捨てカイロなどで直接膝を温める方法などがあります。

時間がある方は、毎日15分〜20分程度湯船に浸かると、全身の血行が良くなり、筋肉や軟部組織がほぐれやすいといわれています。
入浴中は浮力が働いているため、ゆっくり膝の曲げ伸ばしを行うストレッチを取り入れるとより効果的です。

 

●サポーターを活用する

膝関節用のサポーターを活用することで、スポーツ中や作業中の膝の痛みの軽減が期待できます。
しかし、サポーターは長時間着用しつづけると血行を悪くしたり、筋力を衰えさせたりする場合があります。
日常使いするのではなく、スポーツをするときや散歩に出かけるときなど、膝関節をよく動かす場面でつかうようにしましょう。

 

●ストレッチをする

スポーツで膝の負担を減らすためには、事前に十分なストレッチが必要です。
太ももふくらはぎ足首など下半身の筋肉を重点的にしっかりと伸ばしましょう。

さらに運動後にもクールダウンを行うと、膝に疲れが残りにくいといわれています。
身体の柔軟性に自信が無い方は、お風呂上がりのストレッチを続けると柔軟性が増し、膝の動かしやすさにつながります。

膝の痛みの予防法

ストレッチの様子

膝の痛みには、次のような予防法があります。

●下半身の筋力を強化する

大腿四頭筋(だいたいしとうきん)下腿筋殿筋といった下半身の筋肉を鍛えることで、膝関節の軟骨にかかる負担の軽減につながります。

次のようなトレーニングをこまめに行いましょう。

①まず、足幅を肩幅より広めに開いて立ちます。
そして両足を平行に、つま先を前に向けて姿勢よく立ちます。

②5秒かけてゆっくりと膝を曲げてかがみ、5秒かけてゆっくりと立ち上がります。
このとき、腰を後ろに引いて前傾姿勢になり、膝がつま先よりも前に出ないように気をつけましょう。
手は力を抜いて、自然体で行います。

①~②の動きを10回1セットを1週間くらい続けます。
筋肉痛が出なくなったら、次は15回を1日1~3セット行いましょう。
そして体力に応じて徐々に回数を増やしていきましょう

 

●体重をコントロールする

体重が急激に増加すると膝への負担も増すといわれています。
膝の痛みを予防するためには、適正体重にコントロールすることが大切です。
[体重(kg)]÷[身長(m)²]で算出したBMIの数値が25以上超えているようであれば、太りすぎの可能性があります。

BMIの値は22が標準です。
この値を目指して、適度な運動バランスのよい食事で体重を落としましょう。
ダイエットをするとき、無理な食事制限は控えるようにしてください。
さらに筋力が落ち、膝に負担をかける場合があるためです。

 

●正しい歩き方を心がける

正しい歩き方をすることで、おしりの大臀筋や内転筋が鍛えられ、腰痛の予防につながります。
足を前に出したときは膝を伸ばし、かかとから着地しましょう。
そして親指をつかってしっかりと地面を蹴り返します。

このとき、背筋は伸ばし、腕は自然な感じに振ります。
膝を曲げたまま歩くくせのある方歩幅が小さい方は、膝の皿が不安定になりやすいため注意が必要です。
ショーウィンドウなどで自分の歩き姿をチェックしてみましょう。

やよい堂整骨院の
「膝の痛み」アプローチ法

やよい堂整骨院の姿勢骨格矯正施術の様子

長年施術を行ってきた経験上、痛みを感じている方は体のゆがみがあり、更に膝関節を動かしている大腿部(太もも)や下腿部(すね)の筋肉のバランスが崩れているのが原因であることがわかりました。

膝関節の痛みが出る理由は、骨盤、股関節、膝関節、足関節と連動しているからです。

そこで当院は骨盤の仙腸関節・膝関節・足関節の矯正をして、膝関節の痛みを一瞬で緩めることを目指します。

そのために、第1頸椎・第2頸椎、骨盤YDコンダクターで施術をします。
次に、背骨の各ポイントJSリムーバーで刺激を入れていきます。

膝の痛みが改善されたお客様の声

著者 Writer

著者画像
小栗 宏治
資 格:柔道整復師、はり師・きゅう師、細胞矯正士、
    ダイエットアドバイザー、YD骨格矯正、疲労回復整体、
    Foxpitパーソナルトレーナー
血液型:B型
出 身:青森県上北郡
星 座:水瓶座
趣 味:ゴルフ

患者様へひとこと:
丁寧な施術を心がけます!
何かお悩みの症状があれば、ぜひ一度当院にご相談ください。

COLUMN

MEDICAL

姿勢骨格矯正アイコン

姿勢骨格矯正

身体の軸の歪みと自己免疫を改善させる根本療法です。

第1頸椎・第2頸椎を矯正することで筋肉を緩めて神経に働きかけ、ピンポイントで施術することで痛みを取り除き、身体のバランスを整えます。

鍼灸アイコン

鍼灸

白血球を増やすことで生体防御機能が高まり、身体全体の免疫機能を活性化させる働きをすると考えられています。

また首・肩・背中のしつこい凝りをほぐすのに適しています。
特にお灸は虚弱体質の方に向いています。

産後骨盤矯正アイコン

産後骨盤矯正

産後はゆがんだままの骨盤(仙腸関節)がグラついて安定感がなくなり痛みを伴ったり、出産後に体重が増加してしまうことがあります。

産後の不調を防ぐためには、骨盤まわりの緩んだ靭帯や筋肉に働きかける産後骨盤矯正がおすすめです。

美容鍼アイコン

美容鍼

美容鍼は本数や電気鍼ではなく限られたポイントに施術する事が重要です。

美容に関して1回で最大の目的を手に入れたいならば、姿勢骨格矯正プラス美容鍼をオススメします。
また頭皮針もする事でリラックスできます。

特別施術(トータルメンテナンス)アイコン

特別施術
(トータル
メンテナンス)

当院では身体の症状を強く感じているが、仕事が忙しくなかなか通院が出来ない方も多いかと思います。

忙しい方には、痛みや疲労回復までご希望にお応えが可能な特別施術(トータルメンテナンス)がおすすめです。

ダイエット(体質・生活習慣改善)アイコン

ダイエット
(体質・生活
習慣改善)

当院では生活改善・質的栄養バランスを整える事で、健康的な身体を手に入れるお手伝いをしてます。

ダイエットカウンセラーが患者さまにあわせたプログラムを考案し、生活習慣の改善を目指していくダイエット(体質・生活習慣改善)メニューがおすすめです。

パーソナルトレーニング(姿勢・運動指導)アイコン

パーソナル
トレーニング
(姿勢・
運動指導)

筋肉を鍛えると、姿勢が改善したり、バランス感覚が安定するメリットがあります。

健康維持のために鍛えたい中高年の方はもちろん、スポーツに励む中高生・社会人の方にもコンディショニングの一環としてパーソナルトレーニング (姿勢・運動指導)メニューがおすすめです。

交通事故施術アイコン

交通事故施術

交通事故というのは日常のケガとは異なり、思ったより重症になっていることもあります。

特にむち打ち症は確かな施術をしておかないと、後々に後遺症が出る事が多いです。
交通事故施術に特化した当院に来院ください。

自律神経調整アイコン

自律神経調整

ストレスやホルモンバランスの乱れによって自律神経が乱れると全身のさまざまな器官に悪影響を及ぼします。

私たちの意思ではコントロールできない自律神経の働きを整えるには、自律神経調整メニューがおすすめです。

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保険施術

整骨院でも、公的医療保険や自賠責保険、労災保険といった各種保険が使用できる場合があります。

患者さまの症状やケガをしたときの状況により変わってくるため、まずは対象となるかどうか当院へご相談ください。

往療施術(個人・法人様向け)アイコン

往療施術

当院では、個人・法人様向けの出張施術も行っております。

お仕事が忙しい方やお身体が不自由で当院への通院が困難な方に対して、施術者が患者様の自宅や職場、施設に伺い、施術(整体・はり)を行います。

ABOUT US

やよい堂整骨院

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〒164-0013
東京都中野区弥生町2丁目19-8

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地下鉄丸ノ内線 『中野新橋駅』より 徒歩2分

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近隣にコインパーキングがあります。

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15:00〜20:00
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